佐々木かおり(野はら屋)様について

佐々木かおり(野はら屋)様について

 

 

 

鹿児島在住、

沖縄・読谷山北窯の創成期に松田米司親方に弟子入りされ10年間修行後

地元の鹿児島で2006年に薩摩川内市にて開窯されました。

沖縄で学んだ技術を用い、郷土の素材にこだわり、そこでしか生まれないものを常に追求し、日々のうつわを製作しています。

2012年・2014年に日本民藝館展入選。

 鹿児島県で育った佐々木さんは、沖縄の大学への進学、そこで陶芸と出会い北窯でバイトなどする中、松田米司さんに師事し北窯一期生として1995~2005年の約10年間沖縄のやちむんを学んだそうです。

鹿児島に戻った後、沖縄の素材にこだわる米司さんを見てきただけに、薩摩や霧島、入来、桜島の土、灰などを用い、鹿児島の産物から作られるオリジナルのうつわを作陶すべく「野はら屋」を開窯されました。

 

 

佐々木さんのうつわはいわゆる「黒薩摩」を感じながらもどことなく異文化の印象を受けています。

 

それはやちむんの影響や、色々な技法にトライされる佐々木さんご自身の創造性、切磋琢磨によるものと思うのですが、次にどういう作風のうつわが届くのか、常に期待をしながら待っていたい、そんな窯元様です。

 

 

ブログに戻る