横田屋(ゆくたや)窯さまについて

横田屋(ゆくたや)窯さまについて

窯主の知花實さんは読谷村生まれ。


大学卒業後に北窯の松田共司さんらと共に大嶺寶清窯で修行された後に独立。
2002年やちむんの里に横田屋窯を立ち上げられました。

当時は森だった地をユンボで整地する所から始められ完成に6年かかったそうです。

現在でも昔ながらの伝統を継承しながら沖縄の土と自然の原料を使った釉薬を使い作品を作られています。

燃料には工房の周りの松の木を切り出した薪を使い、自作の登り窯で年に2回焼かれています。
ロクロはご主人・絵付けは奥様の夫婦二人三脚で温かみのある器づくりをされています。

沖縄の人々や大地のように、のびやかで親しみ深い器たち。手にとった方々の暮らしに寄り添い、暮らしを豊かに出来ることを願って丹生込めてつくられた器です。

現在は2代目の清人さんも加わり、伝統的なもの作りを継承しながら、若い感覚で横田屋窯の魅力を発信しています。

 

 

私は数年前から家族旅行で何度かやちむんの里を訪れ、そのつど、横田屋窯さまへ立ち寄り、たくさんのうつわを買わせて頂いています。

お母さまの新聞紙を使った頑丈な梱包が素晴らしく、スーツケースに放り込んでも割れないんじゃないかと思ってしまうほど。

私が一番最初に購入したやちむんは横田屋窯さまのやちむんでした。その大胆な絵柄と色使いに魅了され、それから日々の生活で使い、その利便性にも感嘆しました。今思うと、これが民藝との出会いでもあり、日々のうつわとはどういうものかを知る様になったきっかけかもしれません。

それもあって横田屋窯さまのうつわのご紹介はこのSTOREにおいてはマストでした。お取り扱いが実現し、そしてその素晴らしさをお伝えすることができ、日本のものつくりの継承に少しでも参加でき、大変嬉しい限りです!

知花さま、ご理解いただき有難うございました!

 

 

 

 


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