浜松張子ー 酒買いだるまー 赤・鯛

五代目鈴木伸江さん謹製の "酒買いだるま" です

浜松で一つずつ手作りで作られている、とても貴重な郷土玩具、
子供の成長を願ったり 家内安全、無病息災を願い作られ た物も多く、縁起物としてちょっ としたギフトにもぴったりです
今回は御通に、これから迎える令和六年を記載頂きました

全長約12cm

その後　第二次大戦の戦火で木型を全て焼失してしまいましたが、妹の二橋志乃さんにより木型などが復元　製作が復活し引き継がれました。志乃さんは１９０２年（明治３５年）から父永保さんより直伝で張り子づくりを習っていたが、その後結婚により制作からは遠ざかりました。
志乃さんは再興後新しい型もおこし、女性ならではの作風で作品を作られ、１９５９年には浜松市の無形文化財に指定されました。
昭和４８年志乃さんの病歿で再び廃絶の危機にたたされてしまいましたが、二橋家へ嫁いできた四代目加代子さんに受け継がれ、さらに新しい型も増え、制作が続けられました。

二橋加世子さんは２０１７年（平成２９年１１月）に死去、四代目加代子の子、鈴木伸江さんが五代目を継ぎ、母・加代子さんから教えられた張子づくりの全工程を一人で行っています。

●全て丹念に手作りで制作しておりますので、一つ一つ顔の表情や体の形、サイズが微妙に異なります。彩色にも色の差異、はみ出し等が見られますが、手仕事の味と予めご了承の程宜しくお願い致します。
●保管される場合は、乾燥・直射日光を避けてください。