小鹿田焼 7寸中深皿③
小鹿田焼 7寸中深皿③
こちらは柳瀬元寿窯になります
わりとフラットな形状の印象が強い小鹿田焼のお皿ですが、こちらの7寸中深皿は
深皿ほど深くなく、通常のお皿ほど浅くないという絶妙な深さです。
7寸という大きさですので一人用のプレートや盛り皿としても使い勝手の良い大きさです。中深皿なので、麺類やカレー、具沢山のスープなどにもピッタリです。
直径21cm 高さ6.5cm
小鹿田焼について
大分県日田市山あいに位置する小鹿田皿山地区で生まれた焼き物です。
現在小鹿田焼の窯元は9軒、1705年ごろの開窯以来変わらず、黒木家・柳瀬家・坂本家の三家体制で制作されています。
原料となる土には、集落周辺で採取される、赤みがあり鉄分を多く含む土のみが使われ、釉薬によって様々な形と紋様が表現されています。特徴的な技法は「飛びカンナ 」「刷毛目」「流し掛け」、その技法は約300年の間、一子相伝で守られています。
民藝運動の創設者、柳宗悦との出会いや昭和29年(1954)には世界的な陶芸家であるバーナード・リーチが3週間にわたり滞在し陶芸技術や心構えを職人へ伝授したことで多くの方にその価値が知れ渡り、小鹿田焼の魅力が世界中に広まるようになりました。
機械を使わず手作りが続けられているその技法は、記録作成等の措置を講ずべきとし1995年に国の重要無形文化財に指定されました。
現在も伝統的製作工程による健全な作風が堅持され、主として地元の原料を用い、原料の製造・加工および作陶にも、昔ながらの用具を使用する伝統的かつ地域的特色を有する技法が最も純粋に継承されています。
全て手作りのため個体差がございます。商品画像とお届けする商品は全く同じではございません。貫入(表面に入る模様のようなヒビ)、ピンホール(小さな穴)、鉄粉(鉄分が焼かれることによって酸化し黒点となった状態)、釉薬のムラなどの個体差をうつわの個性、うつわの表情として、捉えていただけますよう、予めご了承お願い致します。